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2007年6月 6日 (水)

サイコロ その3

 賭博にサイコロが使われる以上、イカサマという誤魔化しは非常に厄介な問題であると言える。このイカサマの話は、古代インドの時代から続く、連綿とした歴史の流れにある問題でもありますので、人類が勝負事を続ける限り終わることの無い戦いなのかも知れません。
 サイコロをゲームで使う大会で、一番知られているバックギャモンの公式大会で使用される、プレシジョンダイスは、正六面体の形状の半透明な樹脂材に1~6までの数穴をあけ、穴を色が違うだけの樹脂材で埋めて研磨する。おもちゃのちゃちゃちゃ<参照>
 プレシジョンダイスの構造としては、これだけではありません。樹脂材そのものが半透明であること、製造された正六面体を、中心から辺までの距離を半径とした球状に削り出すという構造になっています。現在のプレシジョンダイスそのものが、削りだされているかどうかは解りませんが、造り方としては最後の球状に削りだすところまでが、プレシジョンダイスの構造と考えられます。また、バックギャモンの大会では、ダイスを手で持って振ることは認められていません。ダイスカップで振ることになっています。こういったサイコロの確率を、1/6に向かっていく
 サイコロを使う遊戯でも、チンチロリンなんかの場合、使用する器はチョコに近い形状なので、そんなに大きな器を使用しません。小さい器を使って、外に飛び出さないようにサイコロを振らなければならないとか、人間の手で振とか、さらには前に出た目を持ち上げてその目を基準に振るということ、といったことを考えると、確率に公正性を求めることがゲームの目的ではなく、相手との読み合うことや出目の流れがそのまま遊戯性に含まれていたものと考えられます。
 こういった違いは、イカサマに対する考え方の違いにもよります。イカサマを阻止するために最大限の努力を物理的におこなっていく方向で考えるのか、確率を公正性で捉えるのではなく、確率そのものの偏りすらも遊戯に取り込んでしまうという考え方の違いと思われます。また、イカサマを阻止することが困難であるという前提のもとで、平っこ勝負に持ち込む力(イカサマすらも見切る力)が必要であるというのも、考え方の違いとなっているかと思います。

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