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2014年2月26日 (水)

多分、嵐のような平凡な日々03c

 ようようにして、10歳の時となる。父様に連れられて、叔母様のお店「紅輝楼」に行く。屋敷からだと、川を船で下って1時間ほどで着く船宿兼料亭といった感じの店である。川を船で下るのは好きだ。風は肌寒いけれど、季節が少しづつ暖かくなっているのを感じる。
もう少し暖かくなったら、マーヤ母様も少し体調が戻られる。マーヤ母様が元気になられたら、父様も元気になる。今度は、マーヤ母様と一緒に叔母さまの店に行けると良いなぁ。
 大川は、聖都から南に流れている川だけど、両岸に堤が築かれている大きな川だ。ただ、聖都から西に大きく流れていく竜王河のように、対岸が見えないほどではない。対岸が見えないほど広いと"河"と呼び、対岸が見えるくらいだと"川"と呼ぶそうだ。竜王都には、大川、千川、早川と大きく三つの川が流れていて、川を縦横に小川のように運河が造られて、運河を使うと、たいていの場所には辿り着けるようになっている。屋敷から海までが2時間くらいで、川を竜王都のほとんどの場所でも2時間くらいでは行けるようになっている。竜王都は住民が百万を越え、今では百三十万をぐらいだと、兄様が言っていた。竜王都だと、どこに行っても人がいっぱいいるのは確かだ。
 「紅輝楼」は、大川にかかる竜王橋から、少し上流に向かったところにある。間口はそれほど広くは無いが、かなり大きな館が「紅輝楼」だ。一つの建物だけではなく、幾つかの建物が敷地の中に建てられていてるようで、私も中がどうなっているかは良く知らない。案内されるて部屋に着くまで、騒いでいる声は少しするが、姿はあまり見ないような造りになっている。

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