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2014年2月12日 (水)

すべての始まりは「契約」から その2

 「契約」のための「集会」、The Quriltai of the Contractそのものは、短くて3日くらいで、長くても一週間程度で終了する。全部族の反対がなければ、提出議題が採択されるため、審議はそれほどかからない上、審議が必要な議題は、六大氏族内で解決できない議題に限られている。しかしながら、審議が早くても後に問題を残すのは避けるため、Negotiationがより重要となり、議題を提出する部族は、かなり早くから氏族間の調整に入っている。
 議題は、あくまでも「契約」に関してなので、氏族間の紛争や戦争は、審議対象とはならない。紛争や内乱、戦争の中で、「契約」に対して違反した行為が存在しているかどうかが審議対象となるのである。大半の議題は、捕虜の扱いや人身売買、薬物に関する事柄になる。
 審議で多いのは、異なる部族での婚姻等が生じた場合の取り扱いである。例として、魔族が、人族との間に子供が生まれた場合、「契約」上は、子供は魔族であり人族となる。親権は、両方となるのだが、子供をどちらの氏族が引き取るかというのは、審議事項となる。
 「契約」では、男女の婚姻が最上位にくるため、両親の意思が同じであれば、審議の必要はなく、両親の意思が優先される。しかしながら、両親の意思が異なる場合、審議となる。両者の話し合いが一致しない場合は、子供は「集会」預けとなり、子供が成人した時に、子供自身が"氏族"を選択することとなる。竜王都には、そういった子供達のための施設が設置され、六大氏族の拠出金で運営されている。
 元々、平均寿命が数千年に及ぶ竜族は、部族数は少ないが、知識と経験の宝庫でもあり、元々六大氏族の中で、唯一文字を扱い、知識や魔道に長け、圧倒的な戦力を保有していたため、竜王都には教育施設が集中していた。こういった事情もあり、竜王都は、六大氏族に属さない人が、竜族の元で住む都ともなっていて、竜王都の人口は、百万を超える世界最大の都となっていたのである。

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