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2016年1月25日 (月)

ラノベ読者考  Ittoh改訂版

 芥川龍之介によれば、小説の読者というものは、小説の筋を想定して読んでいるらしい。小説をラノベとすると、筋はテンプレということになるのかな。
 となれば、Webラノベの読者であれば、|筋を想定《テンプレ》していることをとか読んでいることになるのだろうか?テンプレが、気に入るかどうかは、それぞれの読者によって変わるところなのだろうが、筋がテンプレ過ぎても、テンプレから外れても今一つなのかもしれない。
 データでテンプレと非テンプレの調査をされた方がおられるが、なかなかに面白い結果であった。読者というのは、テンプレを望んでいるのだなぁというのが、数字で出てきているのは面白い。
 転異チートものの場合は、転移した異世界の在り様に共感できるかどうかとか、チートに自分自身では有り得ない憧憬を、なぜか異世界なら有りにできるようなところが、良いのかもしれない。
 苦しい生活しながら、異世界では金持ちな生活をするとか、いじめっ子が異世界無双してたりとかは、現実世界との乖離が、魅力といったところになるのだろうか。似たような世界で、似たような境遇というのは、微妙な感じもするので、何かが欲しいと求める想いが、小説に求められているのだろう。
 戦国チートやWWⅡチートのようなタイムスリップものは、昔のようなタイムパラドックスを気にすることなく、パラレルワールドに展開されているような感じである。そういった意味では、歴史転生も異界転生とそれほど大きく変わるものではない。

 確かに、個人的に気に入っているのは、テンプレが多いし、あんまり外れるのも、なんだかなぁという感じになるのも確かだと思う。つまりは、テンプレというのは、悪いものではないということだ。

 歴史ifにしても異世界転生にしても、昔から、それなりに描かれているから、新たな小説ジャンルというほどではないと思うが、日本という国は、表現等は厳しいけれど、許容範囲の広いことから、様々なネタが許容される世界なのだろう。

 Ittoh流読書綺談「小説の読者」芥川龍之介

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