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2016年2月17日 (水)

もののけ達と共に生きるために

知的生命体の規定:
「言語を有し、操作可能な上肢を有する生命体は、知的生命体として認める」白鳥座憲章
 この文章は、ロバート・A・ハインラインの「ラモックス」という作品での規定であるが、個人的には気に入っている。知的生命体同士の規定としては、佐藤大輔さんの「皇国の守護者」に描かれている、<大協約>の雰囲気が好みである。
 白鳥座憲章は、生命体は、知的ではあるが、言語を有し、操作可能な上肢を有することができれば、一定のコミュニケーションが可能と言うのが、考え方の根底にある。これ自体には、それほど大きな違いは無いように思う。ただ、操作可能な上肢の部分については、類似したモノであれば良いように思う。ここらへんは、どの程度までコミュニケーションが可能であるかどうかに依存してくるのだと思う。
 <大協約>は、生命体の種としての保存を基準として、戦争の制約条件としている。これは、異種族間の殲滅戦を回避する手法として用いられている。ここら辺が、一番の好みなところである。

 様々なライトノベルでは、鬼や天狗といった様々な"もののけ"達が、あたりまえのように登場する。敵役として、または主役として、共に生きるモノとして描かれるには難しいとは思う。
 日本人というのは、世界でもっとも成文法を嫌う国であるように思う。鬼や悪魔、さらにはロボットや異星人であっても、"友達"や"恋人"であると言い切る国は珍しい。そして、"友達"や"恋人"であろうと、殺し合い、憎み合えるのも、また、日本人なのだと思う。

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