「弓張月異聞 リアルチートは大海原を往く」投稿しました
長い長い、夢を見ているようであった。勘当されて、九州の肥後へ行って、父が解官されたと聞いて、肥後より大慌てで京洛へ帰還すると、崇徳上皇の院宣を受けて父為義と共に、後白河天皇と平清盛や兄義朝と戦った。清盛が郎党、伊藤忠清から射掛けられて外れると、
「清盛で不足なのに、貴様等ごときが相手になるかッ」
矢をつがえ、キリキリと身の丈より遥かに長い、弓を引き絞るようにして、射放つと伊藤忠清を大鎧ごと貫いて、弟忠直の袖鎧を刺し貫いた。
日本のリアルチート代表、鎮西八郎為朝その人である。身長七尺とあるので、210センチということになる。体重もおそらくは、三十貫から四十貫(百キロ~百五十キロ)と思われる。左腕が右腕より長く、一丈五人張りの弓を引いた豪遊無双の#武士__もののふ__#である。
椿説弓張月を元ネタとしまして、「弓張月異聞 リアルチートは大海原を往く」を投稿いたしました。
<投稿作品:弓張月異聞 リアルチートは大海原を往く>
http://www.alphapolis.co.jp/content/sentence/231805/
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