2016年9月22日 (木)

「弓張月異聞 リアルチートは大海原を往く」投稿しました

  長い長い、夢を見ているようであった。勘当されて、九州の肥後へ行って、父が解官されたと聞いて、肥後より大慌てで京洛へ帰還すると、崇徳上皇の院宣を受けて父為義と共に、後白河天皇と平清盛や兄義朝と戦った。清盛が郎党、伊藤忠清から射掛けられて外れると、
「清盛で不足なのに、貴様等ごときが相手になるかッ」
矢をつがえ、キリキリと身の丈より遥かに長い、弓を引き絞るようにして、射放つと伊藤忠清を大鎧ごと貫いて、弟忠直の袖鎧を刺し貫いた。
 日本のリアルチート代表、鎮西八郎為朝その人である。身長七尺とあるので、210センチということになる。体重もおそらくは、三十貫から四十貫(百キロ~百五十キロ)と思われる。左腕が右腕より長く、一丈五人張りの弓を引いた豪遊無双の#武士__もののふ__#である。

 椿説弓張月を元ネタとしまして、「弓張月異聞 リアルチートは大海原を往く」を投稿いたしました。
<投稿作品:弓張月異聞 リアルチートは大海原を往く>
http://www.alphapolis.co.jp/content/sentence/231805/


2016年7月29日 (金)

修正歴史主義への想い<宵闇三部作に向けて>

 Historical revisionism歴史に新たな資料から解釈を加え、世界を構築するという考え方である。
 日本では、鎌倉時代の始まりや戦国時代の始まりという考え方に、修正歴史主義の想いが見られる。


 まぁ、用語に関する学術的な話はおいといて、個人的には古い人間でもありますので、歴史シミュレーションをボードゲームでやってた派でありますので、そういった人間にとっての修正歴史主義とは、シミュレーション上発生しうる可能性のある事象が、歴史上存在することが可能であるというものです。ここらへんは、歴史小説が好きな方との難しい側面ということになります。
 アルファポリスさんの場合は、歴史・時代小説という流れで、大賞を規定されているようですから、そこにテンプレ歴史モノが入るということは無いだろうと思います。ただ、北方水滸伝のような形は、許されるのかなという雰囲気はあります。歴史をifから修正するのは、構わないかなぁとは思うのですが、史実の改変が認められない方々も多いので、なんとも言えないなぁと思ったりします。

 歴史学的な話とは、別としてあるのが、シミュレーションをプレイしたり、設計・製作する側にとっての修正歴史主義である。確かに、史実は史実である。されど、史実の中で、起きたかも知れないifを捉えるというのが、シミュレーションで演算処理を考える修正歴史という考え方であったりします。
 個人的には、日本史系作品を三点描いています。昔、TRPGを皆で考えていた頃に書いて冊子にしたことがあるのは、旧約聖書だったりしますけどね。カインとアベルで人類最初の殺人をTRPGに取り込んで見たくらいですね。
 歴史の修正について、目標を「あやかしと一緒に暮らす世界の構築」に置いて、最初の段階を「大江山酒呑童子退治」から、渡辺綱として取り込み、第二段階を女性武将増産に向けた、「これってバッドエンドだよね」から、板額御前を取り込み、最期の詰めを「戦国転生宵闇綺譚」で井伊直虎の流れを築く。歴史小説の中で、”あやかし”という史実に無いものを、歴史小説そのものに取り込むために、テンプレを使って背景世界を構築するという手法をとってみました。
 良いにつけ、悪いにつけ、説明文章が多くなるというのが、筆力の低い私の困ったことにありますが、昔からの流れとして、歴史小説の中で、史実改変と言うのを嫌われる方が多いというのも承知はしております。筆が遅いというのも、困ったことではありますが・・・すみません。

 個人的に好きな作品は、テンプレ転位ものの、歴史改変系であります、小説家になろうで気に入っている作家様の一人、垢のついた夜食様の作品「無職ニートの俺は気が付くと聯合艦隊司令長官になっていた」だったりします。この作品の主人公が、必死であがき苦しみながら、なんとか少しでも良くなる方向へと頑張る姿が、とってもいい感じです。第二次大戦モノは、自分が沖縄出身と言うこともありますが、あまりにも生々し過ぎて、あまり好きではありませんので、珍しく好きになった作品だったりします。


<リンク:無職ニートの俺は気が付くと聯合艦隊司令長官になっていた by 垢のついた夜食>

 小説になった作品だと、「腕白関白」「三田一族の意地を見よ」「戦国小町苦労譚」あたりが、知識チートのテンプレ転生モノで好きな作品ですね。

 あの時、こうすれば、こうなる可能性がある、こういった歴史ifが好みの人間にとっては、異界転生というテンプレは、歴史修正の道筋を築くための要素として扱うことができます。なんとなく人気がある歴史ifは、知識チートだけのテンプレ転生モノであるように思います。
 これは、歴史ifが起きる理由をどこに求めるかにつきるのだと思います。私個人は、作品の在り様だろうと思いますので、これからも描いていければなぁと思っております。


2014年11月24日 (月)

お久しぶりです。創造することって難しい?

概念把握が難しいようである

 最近の状況として、πが何かわからないという状況があるようだ。数学の試験結果からそのようなお話を聞いた。π=3.14とか書けるけど、円周の長さも面積も答えられない学生が山のように居ると・・・
 これは、π=3.1415・・・を知らないとか、円周の長さは、2×π×半径とかを知らないということではない。個々には、知っているのである。円周率というのがπという文字で表わされていて、π=3.1415なんたら~というのは知っているのだが、それが何であるのかという理解が低いのである。円の長さだろうが、面積だろうが、公式を知っていれば計算できる。だけど、知らなければ計算できない。これは、π≒3.14を知っていることと円の面積を知っていることに関係性が極めて低いということを示している。
Zu_pi01
 π≒3とした場合、2×π×半径の結果は、円に内接する六角形の周囲の長さとなる。円の長さは、内接する六角形よりも長いから、π>3ということになるのだが、そういう風に考えることは難しいようである。
 個人的には、この概念把握をスキルとして修得させることが難しい。概念の把握は、非常に広い範囲に及ぶもので、1を聞いて10を知るといった事は、概念把握力の深さに依存していると判断している。

 発想することそのものから見ると、子供が、非常に老成してしまっているように見える。まるで、自分で自分の限界を決めて、それ以上はできないとしているように、答えの無いことは、答えが無いままでよく、答えを考える必要が無い。その結果として、自分が置かれる立場に不満があっても、それをどうにかしたいとは思っていても、どうにかできるとか、どうにかするために何かの努力をするということについては、とてつもなく難しく高い壁があるように感じているようだ。
 回り道ができない。何故、自分の前に道が無いのか、駄々をこねても、自分の前に道はできない。チートな能力があっても同じである。
 苦しみの先には、苦しみと楽しみがあるとする。だけど、苦しみの先に、苦しみがあるのなら、何も苦しまなくても良い、だけど楽しみたい。そのな我儘な時代なのである。だからといって、現実は、結果的に目の前に訪れる。そして、目の前の現実を背け、自分の都合の良い世界へと引き籠る。別にこれは、部屋に引き籠るとかではない、真っ当に社会の中で生活しながらでも、人は引き籠ることができるものだ。

 おそらくは、このページを見るような方は、そんなバカなと言われるかも知れない。しかしながら、ただ知識を記憶しただけでは、何一つ解決できることは無い。はてさて、どうしたら、苦しんだ先を目指して貰えるのだろう?
 何か無いかと、探し続けている、今日この頃である。

2014年1月14日 (火)

正しい囲い込みはあるか? その6

 コンテンツの権限は、誰のものか?現在の電子コンテンツの購入システムからすると、ユーザーのモノではなく、管理会社(購入した相手)のモノということになるようです。ユーザーは、管理会社に金を払って、データを閲覧許可を購入していることになります。そしてこの閲覧許可は、譲渡できないという構造になっています。
 つまりは、電子コンテンツの購入代金ではなく、期限に制約を設けていないレンタル料金ということになります。閲覧期限について制約は無いが、購入した会社が無くなったり、サービスを終了すれば、閲覧許可も消えるということです。
 PDFやXMDFファイルのような形式で購入した場合は、購入者について記録されているデータとして配布されます。JISやIECの規格書だと、PDFファイルに電子透かしが記録されていることが確認できます。当該のPDFファイルが流出した場合の責任は、購入者に賠償請求が来ることになりますが、購入者は個人的な範囲内であれば、コンテンツの権限はユーザー側にありますし、コンテンツの管理責任も委譲されていることになります。
 個人的には、JIS規格書のような方式が良いように思いますが、本人の死後や偽証した場合は、管理者がなくなったり、存在しなかったりすることを意味します。これでは、コンテンツの管理ができないということになります。

正しい囲い込みはあるか? その5

<クラブビットウェイサービス終了のお知らせ>
http://club.bitway.ne.jp/club/help_other01.html
 儲かる会社もあれば、損失が大きくなり潰れていく店もある。そういえば、最初の頃に少し買っただけで、使っていることを忘れていた。(苦笑)使わなくなった原因は、もっと良い本屋ができたりすると、そっちが良いなぁと流れた結果だったりします。
 電子コンテンツというのは、サービス終了は、購入したコンテンツが見れなくなるという危機となりますので、買い始めると、その本屋さんで購入するようになります。個人的には、漫画に関して、今更、変更が効きません。個人的には、サーバー維持費を会費形式で払っても良いなぁと思っていたのですが、無料のままだったりします。その本屋さんは、一時期、有料の話が出てきていました中止になっています。
 結果として、サーバーの維持管理費は、コンテンツ購入者の代金から支払われることになります。つまりは、コンテンツ購入金額が一定以上より少なくなると、本屋さんは潰れることになるということです。これは、現在の著作権保護の状況から、コンテンツの維持管理権限がユーザーではなく、購入した本屋さんにあることによる弊害となります。
<クラブビットウェイサービス終了のお知らせ>
http://club.bitway.ne.jp/club/help_other01.html
Bitway

2014年1月10日 (金)

正しい囲い込みはあるか? その4

 ある電子書籍の会社さんが、ようやく黒字になったというお話があった。株主通信なるものをその会社さんから受け取った。ようよう億単位から10億単位の売り上げになったようだ。業務業績が2008年からで描かれているので、それ以前は微妙でもあったのだろう。
 個人的には、とっても応援している会社さんなので、これからもがんばって欲しいと思っているし、基本的に、漫画に関しては、その会社さんで買うことにしている。
 熱意というのは、買い手さんにも伝わるモノである。そこの電子書籍に社史のような漫画があったが、当時の雰囲気が伝わってきた。
 名前は違うが、自分自身で電子書籍で出版したことがある。2004年4月のことだ。その頃の出版社側も夢は熱く、面白い雰囲気であった。しかしながら、夢は砕けて、出版していただいた会社が事業撤退することとなった。電子書籍にも絶版はあるのである。出版したのが、絶版した書籍は、電子書籍には古書という概念がなかったので、手に入れることすら難しかったりする。ザンネン・・・
 絶版になったのは、サーバーの維持管理コストを出版社側が支払っているのだが、事業撤退に伴って、支払いが継続できないということであった。支払いが継続できないから、事業撤退であったかは解らない。両方が影響したのだろう。
 熱いだけで突き進めた時代は終わり、現実のビジネスにしなければならない時代がやってきた。

正しい囲い込みはあるか? その2

 現状で、個人的に使用している電子コンテンツの対象は次の通り
Justice02a
 さてさて、10年後に利用しているもしくは利用可能な会社さんは、どのくらいあるのだろう?それが、一番の問題である。コンテンツの維持管理は、相手さんにあるのであって、ユーザーには無いのだから。これもまた、囲い込みから生じる問題なのである。

正しい囲い込みはあるか? その1

 最近、ようやくコンテンツが、コンテンツとして購入する方が増えてきたようである。これは、スマートフォンの浸透と、画面の高精細化が進んだ結果でもある。技術的に使えるようになったとういところなのだろう。
 しかし、現在の電子コンテンツには、大きな問題がある。"囲い込みだ"
 最近の囲い込みは、iPadやAndroidにPCやkindleで見れるといった、ハードに対しては緩やかになっているが、コンテンツそのものの権限については、非常に大きな課題を抱えてしまっている。
 かつてのキャリアによる、ハードが変わってもサービスへの影響は受け難いが、アプリを管理しているサービス担当会社が潰れたり、事業撤退などが生じると、サービスが消え、コンテンツそのものの継続が不明確になる。これが、囲い込みの問題となっている。
 日本の電子書籍は、未だにそれほど儲からない状況のようだが、黒字となっている会社がようやく出始めているようである。それはそれで良いことではあるが、囲い込みという状況そのものは、非常に多くの問題を抱えているままである。

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