・ディジタルという呼び方は、電子回路で、ニ値論理素子を用いる回路の用語です。
・デジタルという呼び方は、情報関連でデジタル表示器やコンピュータを扱う場合に、使う情報通信関連の用語です。
英語で描けば「Digital」ですが、日本語のカタカナには、二種類の表記があります。
グローバル化とやらの波は、碌な結果を日本に齎すことなく、何人もの日本人を犠牲にするような事故すら引き起こして、製造業へのダメージを与え続けている結果の一例です。まぁ、昔々、常用漢字やらJIS第一水準やらと、問題を引き起こしていった過去もありますから、今更の御話だったりするのでしょう。
さらに、最近のニュースでは、日本の生産性が低い、そんな話があります。ほんとうでしょうか?私は違うと考えています。
20年くらい前まで、この国の製造業は、サービス残業が当たり前で、24時間戦えう企業戦士の国だったりしました。24時間戦うのはまぁ難しくても、平均労働時間が10時間くらいはあったように思います。日本の生産性が上昇しないのは、昭和から平成初期まで、忠誠心が高くて、企業戦士という形で、働いていた人達が築き上げた生産性が、計算の基準になっています。
まぁ、令和になって、企業戦士を社畜と貶め、働き方改革で労働時間は制限される状況で、生産性が上がったら、正直びっくりというかあり得ないだろうというのが、私自身の感覚としてあります。
締切を守るというのは、昔は当たり前でしたが、今は、締切を守れないのは、「業務量が多いからだ」ということになります。
残業するのは嫌だし、残業代は安いから、業務が途中でも定時で帰ります。それが、働き方改革の結果ですし、それを今の人達は、当たり前の事として認識しています。
生産性の向上というのは、現在の当たり前という労働環境下で、生産性がどの程度となるかを基準とする必要があります。過去の生産性は、現在の日本企業にとっては、なんの基準にもなりません。
Recent Comments