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April 20, 2006

Uncertainty=不確かさ

 "Uncertainty=不確かさ"をどのように評価するかが、現在の計測技術を考えていく上での要となっている。JIS Z 8103によれば、「合理的に測定量に結び付けられ得る値のばらつきを特徴づけるパラメータであり、測定結果に付記される」となっている。
 パラメータは、標準偏差であっても、信頼水準であっても良いとされていて、従来型の考え方でも大きな間違いにはならないような書き方となっている。
 しかしながら、測定の不確かさは、非常に多くの要素によって生じるものであり、計測結果の分布から演算可能なものは推定する必要がある。ここらへんが、一番面倒であり、難しい課題となっている。特に計測器を造ってるメーカさんにせよ、計測器を使っているユーザにしてもどうにかこうにか計測結果をまとめ、このどんな要素が入っているかわからないデータから不確かさの傾向を見出し、演算式をたてる必要がある。

 "Uncertainty=不確かさ"の評価方法には、統計的な解析手法で分析するType A(Type A evaluation)という方法と、統計的解析手法以外の方法を用いるType B(Type B evaluation)の方法がある。
>Type A
測定値の分散量から統計的に評価していく方法で、"standard uncertainty=標準不確かさ"という形で評価されていることが多い。
>Type B
 測定値のばらつきから、以前の測定データや技術的な知識、他の文献や資料からの参照といった項目から評価していく方法である。書くと簡単だが、演算結果を定量的にだすことが難しいのが、このType Bである。
>Type A,B
 最終的には、Type AとType Bとを二乗和として対等に合成され、合理的に測定量に結び付けて得られる値の分布の大部分を含む区間を定める量("expanded uncertainty=拡張不確かさ")という区間を設定することで、"combined standard uncertainty=合成標準不確かさ"という形で評価をおこなうことになっている。

 はてさて、実際にはどのようにすれば良いのやら、という気になってくるところであるが、Type Bの部分を他の方々は、どのように評価されているのであろうか?

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