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August 08, 2006

Data Flow Diagramという考え方

 制御工学の基本的な考え方は、信号の流れをどのように制御するかである。データフローダイアグラム方式によるプログラミング言語は、この考え方に基づいて構成されている。入力があって、演算されて、結果が出力される。この一連の流れが、LabVIEWによるプログラミングの基本思想となっている。
 この考え方は、バージョンがあがることに関係なく同じであり、LabVIEWに新機能が追加される場合にわかりにくい部分は、この原則に立ち返ると、理解できることが多い。

D_flow01


Flow01

 LabVIEWが難しいといわれてしまう理由には、このデータフローという考え方が、ソフト屋さんにとって難しいからというのもある。コードを記述して、プログラムを実行する。この考え方に、データフローの考え方を組み込むことは可能であり、オブジェクト指向プログラミングでは、このデータフロー形式でコードを記述するという手法が存在している。
 プログラムを専門とする技術屋さんであれば、コードを知ることも必要だと思う。しかしながら、お医者さんや機械屋さん電気屋さんといった、他を専門とする技術屋さんにとっては、コードはどうでも良くて、こういうことがやりたい。それを実現したいためのツールと考えれば、LabVIEWは、非常に有効なツールと言える。(ま、LabVIEWは、LabVIEWで、データフロー形式のオブジェクト指向を知らなければ難しい、という欠点とかもある)
 理想としては、こんなのが造りたいと、企画を放り込んだら、プログラムができあがって、ここを直したいと言ったら、きちんと直って仕上げてくれる。こういうエージェント指向のプログラミング言語というのが、一番良いのだろうが、そんな理想的なエージェント指向はみたことがない。DAQアシスタントの問答形式ぐらいが、ちょこっとエージェント指向がはいっているかな?というぐらいでじゃないかな。理想と現実のギャップは、なかなか埋まらないものである。

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