« 組み込み関係 | Main | 波形データから電圧データへ »

September 12, 2006

シーケンサと組込系 外部出力について

Photo_6
 説明が大変だったらしいので記載・・・
 シーケンサは、マイコン+リレー+タイマーというのが一般的な発想であり、考え方である。
 まぁ、確かに間違っていはいない。しかしながら、シーケンサの入出力側が、半導体になっていたにはかなりの違いがある。リレーというのは、電流が流れると電磁石が励磁して金属片を動かしスイッチを入れる構造となっている。(簡易的に書いてみたのが図であるが、私がVisioで描けるのはこの程度である・・・イマイチだなぁ・・・)電流が流れれば、スイッチのa接点はONで、b接点はOFFとなる。(一般的にリレーのスイッチはc接点で構成される)電流が流れなければ、スイッチは復帰するので、a接点はOFF、b接点はONとなる。
 あたりまえの話なのだが、理解されていないのは、リレーコイルに電流が流れている状態は、シーケンサでは一時的な状態でしかないが、マイコンの出力回路の場合は変更命令が入るまでは、前の状態が維持されていることが多い。(マイコンは、仕様が標準化されていないので、設計者の勝手で決められている。このため、すべてのマイコンが出力回路で変更命令が入るまで維持されているとは限らないことである)つまり、シーケンサでは、ON命令を出したからスイッチがONになるのはマイコンと変わらないが、シーケンサではスイッチがOFFの命令を出さなくてもOFFになるが、マイコンはOFFの命令を出さない限りOFFにならないことである。組込系の方がシーケンサのプログラムを書くと動かないプログラムが山ほどできることがあるが、大抵はこの外部出力に関して忘れてしまったり、書いていて気づかなかったりすることが多いことである。
また、そういうことがわかっていれば、マイコンでシステムを組んで良いですかという話には、待ったをかけなければならない。マイコンのシステムは、ハードが機械的にも電気的にも標準化されていないPLCOpenあたりを読んで、シーケンスの機械的電気的特性と、ソフトウェアの標準仕様をきちんと考慮した上で、マイコンのシステムにするという意気込みなら評価できるが、単に自分が使いやすいだけで考えられても困る。さらに、それに乗っかってしまうクライアントも困ったもので、結果的に2、3年で作り直しの破目になったりするのだが、そこはそれクライアントさんの甘さであり、提案者の甘さでもある。
 温故知新ではないが、歳月が育てたシステムは、歳月が育てた意味合いがあることも、きちんと把握して欲しいものである。その上で新しい提案を考えていくことは大いに賛成である。また、旧来のシステムだけにこだわらないことも大切であり、固執することもまた不幸である。
>いかんなぁ・・・世代格差の狭間にいるせいだろうか、非常に気にかかることが多い。

« 組み込み関係 | Main | 波形データから電圧データへ »

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference シーケンサと組込系 外部出力について:

« 組み込み関係 | Main | 波形データから電圧データへ »

May 2021
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

Recent Trackbacks

Categories

  • つぶやき
  • コラム
  • スポーツ
  • トピック
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 書籍・雑誌
無料ブログはココログ