メカトロニクスに関する技術者を育てるための試験として、NPO法人”自動化推進協会”によって実施されている試験である。中央職業能力開発協会さんが認定しているメカトロニクス技能が、シーケンス制御を中心としているのに対し、自動化推進協会さんの方は、"Work"へのMechanismとしてのアプローチを基準とした、WTMACS(Work, Tool, Mechanism, Actuator, Controller, Sensor)というシステムを基準として構成されている。
どっちが良い悪いではないのですが、中央職業能力開発協会さんの方は、電気側に寄りすぎで、自動化推進協会さんの方は、機械側に寄りすぎているように私は、判断しています。機械要素や機械制御を基準とするのであれば、自動化推進協会さんの”メカトロニクス”を推薦しますし、電気的なON/OFF制御装置であるPLCを基準とするのであれば、中央職業能力開発協会さんのメカトロニクスの方が良いかと思います。
私自身は、”自動化推進協会”さんの方が、より広範囲の知識・技術を習得する上で必要な要素が入っているとは思います。ただ、自動化全般を扱っているために、教える側が保有しているべき知識・技術の範囲も非常に広く、教える側に厳しい内容になっているのは確かです。
熊谷卓先生の本”メカトロニクス技術認定試験”を紹介します。この本は、内容的には試験を受けるべき基礎知識・技術の習得が済んでいる方が、試験前くらいに確認で読むための本になっているので、この本一冊では何が書いてあるかは、把握することが困難です。メカトロニクス関係の方は、この本を読んで、自分が何を知っていて、何を知らないかを確認することができるのではないかと思います。
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