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January 30, 2008

CADって何だろ? その4

 3次元の2次元への投影、そして時間軸上への投影
 CADでの作図は、必要な要素条件をイメージし、そこから形状のモデリングに入ります。この時に2次元CADで描くか、3次元CADで描くかは、なかなか意見が分かれるところでもあります。対象の空間形状を認識して、具現化していくと考えるべきで、3次元CADだけで良くて2次元CADを教える必要は無いという方がいます。ただ、この時の注意事項としては、3次元CADから2次元図面に落とす場合にきちんと三角法については、できているというのが前提です。三角法できちんと作図するためには、2次元CADから教えて、3次元CADに移行するべきだという方もいます。ここらへんの違いは、三角法について教えるにあたって、どのように教えれば、効果的かという点で意見が異なると考えます。どっちなんでしょうねぇ・・・そこらへんは、教える側の思想に左右されると思われます。
 ま、欧州とかの場合は、三角法の部分が、一角法となります。そこらへんは描き方の習慣みたいなものですから、どっちが良い悪いというのはありません。
 物理的にものは、3次元上に形状を保有します。装置の稼動時や経年劣化を考える場合は、4時間軸上に3次元のものがあると考えます。紙に印刷しても、ディスプレイに表示しても、平面状の表示となります。3次元上の形状を2次元上に表示するためにおこなうのが、投影という手法です。つまりは、影を映すということです。水平面に対して、投影されるのが平面図で、垂直面に対して投影されるのが正面図となります。
Photo

現在のCADでは、単に3次元上のものを表示しているだけではありません。稼動時にどのように動くか含めた投影がなされています。これが時間軸上への投影となります。CAEの解析では、時間軸上の状態変化を演算処理をおこない画面上に投影します。粘性流体であれば、配管内をどのように流れるかを解析表示する形となりますし、熱伝導解析であれば、熱移動の状態を表示することとなります。
 これからのCADが持つ能力という意味では、時間軸上の状態変化について、どのような表示が可能かが能力評価の指標となっていくいと思います。また、表示の方法として、時間軸上の変化データを、どのような表示方法で表示するかについては、今後の課題になっていくと思います。

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