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January 09, 2008

通信制御命令

 何度か記事に掲載しているが、計測器等の通信制御命令で非常に良く使われるのが、”*IDN?”です。これは、”IEEE Standard Codes, Formats, Protcols, and Common Commands for Use with IEEE Std 488.1-1987, IEEE Standard Digital Interface for Programmable Instrumentation”(IEEE488.2-1992)に記載されている命令となっています。
 このインターフェースは、一般にGPIBと呼ばれている通信用インターフェースです。インターフェースとしては、パラレル接続のインターフェースで、プログラム可能な、計装用スタンダードインターフェースとして使用され、安定して動作可能であることと通信速度が稼げることで定評があり、イーサネットが一般化されるまで、通信制御用インターフェースの主流となっていました。
 また、IEEE488.2では、共通命令(Common Commands and Queries)が定義されていて、通信確認等をおこなうのに使用されていました。こういった通信制御に使用する命令体系が確立されていることから、イーサネット等の新しいインターフェースが使われるようになっても、計測器メーカではそのまま使用しているところが多いのも事実です。ま、新しくきちんとした命令体系をメーカで開発するのも金かかりますからね。

 *IDN? [IEEE488.2-1992 10.14.2]
 この命令は、制御対象機種等を特定するため、対象機種からの回答を要求する命令です。”*IDN? ”の命令は、制御対象機種に対して、共通の回答を要求する命令として使用されます。
 回答は、任意のASCIIコードで制御対象機種から送出されます。
 回答は、カンマ<,>によって区切られた4つのフィールドで構成されます。4つのフィールドは、製品、型番、シリアルナンバー、ファームウェアのバージョン、となっています。
(注意)メーカーによっては、IEEE488.2完全には準拠していなくて、単純にASCIIコードの回答が返ってくるだけの計測器もあります。まぁ、この命令自体が通信確認用に使われるケースがほとんどなので、実務的には問題になることは少ないと思います。計測機種検索とかをプログラムに組み込む場合には、かなり重要なので、できれば計測器のメーカさんには完全に準拠していただくと嬉しいんですけどね。(^^)/~オネガイシマス

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