計測装置+制御装置=計装 その2
計装関連で使用される制御装置には、シーケンス制御装置、マイコン制御装置、パソコン制御装置とかあるらしいのし、どうも組込とか実装では、違うものとして扱われているみたいである。しかしながら、私的には、違いがあるような気はしないし、全部同じといえば同じである。パソコンPLCが始まり、徐々に資料や参考文献が増えていく中、信号の入力とか信号の生成があって、演算処理をおこなって、外部に出力をおこなう制御装置にそれほど大きな違いを求めることがおかしいのではないかと思っている。
確かに、JIS規格上シーケンス制御装置は、JIS B3501で規定されているので、制御装置としては標準規格を持っているということになる。ソフトウェアについてもJIS B3503でプログラミング言語の規定がなされているのも事実である。だからマイコンと違うのかというと、それは違うのではないか?シーケンス制御装置は、マイコンという集合の部分集合であると考えている。かつてGM社が1968年にだした、産業用各種制御装置が具備すべき仕様条件にしたがって作られたのがシーケンス制御装置の始まりとされている。
「日本電気制御機器工業会編 制御器気の正しい使い方」には、GM社が呈示した仕様条件が掲載されている。
・新しいコントローラは、容易にプログラムができ、書き換えも容易で、動作シーケンスが簡単に現場でも変更できること。
・新しいコントローラは、保守が容易で、修理可能であること、できれば完全なプラグインを基本とすること。
・ユニットは、プラントの周囲環境の中で、リレー制御盤より信頼性が高いこと。
・床据付面積のコスト低減のために、リレー制御盤よりも取り付け寸法を小さくすること。
・ユニットは、中央データ収集システムに出力データを送出できること。
・ユニットは、現在実用されているリレー式および半導体式制御盤に比較して価格が引き合うもの。
付帯項目
・全入力は、115V交流が適用できること。
・全出力は、115V交流が適用でき、最低2Aの通電容量があり、ソレノイドバルブ、モータおよびそれに相当するものがそのまま操作できること。
・一般に本システムを大幅に変更することなく、基本ユニットが拡張できること。
・各ユニットは、最低4Kワードまで拡張できる、プログラマブルメモリを有すること。
この仕様条件に基づいて、Digital Equipment社がPDP-14を開発したのが、マイコンを搭載したシーケンス制御装置の始まりとなっている。PDP-14の実機がどんなものかは調査中ですが、コンピュータによる制御技術をベースとし、現場作業者が理解しやすく取り扱い可能な、新しいシーケンス制御装置の概念を提示した。
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