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January 28, 2009

保全の基礎 その12

電気機器や設備の取扱い作業について
・とにかく濡れた手で電機装置に触れてはいけない。また、夏場に作業する時は、汗が流れたり、飛び散らないように頻繁に拭きながら作業することが必要となる。
・手袋の着用や肌の露出を抑える。
・電気機器は、水をかけてはいけない。ゴミを積もらせない、放熱を妨げるような負荷の配置をしてはならない。
 ここらへんは、作業者に注意していても、非常に難しい部分である。特に日本の夏場に作業するような場合、どうしても安全を守ることによって、作業効率が極端に低下してしまうため、作業者自身が安全に対する配慮を怠ることが多くなる。ここらへんは、クライアントも現場の監督者も、作業時間が夏場は長くなることをきちんと把握し、夏場の時間当たりのコスト増を認めることが必要である。
 単に安全基準を守れという指示だけで、実務作業をおこなう作業者の安全を守れることは無い!冷房の効いた部屋で、作業計画を練ることは仕方ないが、作業者の作業環境がどんなものかは知っておくべきである。
 最近は、空調機器の選定ミスがあると、冬場でも冷房が必要な部屋とか冷房がかかっても暖かい部屋でのサーバ管理作業とかあったりします。機器の放熱に関する問題は、空調があればいいではなく、必要な容量の空調設備が用意できるかが問題となりますが、用意できていないことも、多々あります。(苦)

・電気機器の点検は、電源スイッチの切断や給電されていないことを確認しておこなう必要がある。
・スイッチの投入は、電源側から実施し、スイッチの開放は負荷側から実施する。
・切断されていたり、垂れ下った動力線に近づいてはならないし、触れてはならない。
・機器の接地抵抗が十分に低く、接地線も確実に配線されていることを確認すること。
 ここらへんは、一般的に技術屋さんでなくても、知っておかなければならない知識です。家電製品を含め、スイッチが切ってあることは確認してから設置作業をおこなう必要がある。洗濯機や電子レンジの接地配線は、あたりまえの知識になりつつあるが、まだまだ意識が低い状態にあるのではないでしょうか?オール電化の言い方がされるように、家庭内の電化製品は増える一方だと思います。電気については、正しい知識を身につけておくことが重要です。マニュアル等を読まなかったりしますけれど、どの電化製品でも同じことが描かれている部分については、覚えておかなければならない知識と考えてください。
 新築のマンションや高層ビルのオフィス等に住んだり業務をおこなったりする場合は、接地抵抗を測っておいた方が良い。観た目に三端子電源になっていても、三端子目のアース接地抵抗が高い場合や、接地されていないことがある。展示会場で実演デモをおこなう時、会場の接地線が配線工事されていない手抜き工事になっていて、往生したりします。
 新築の家とかマンションとか、高層ビルのオフィスに入居する時は、接地については、確認された方がいいかと思います。最近は、パソコン等の電子機器設計を行う場合、電源設計が安全基準上でギリギリの設計だったりしますし、パソコンを販売しているメーカーでは、電源部分の確認は困難になっているかと思います。結果的に10台以上のパソコンを設置していると接地線がとれていない状態では、漏電遮断機が動作しやすくなってたり、漏電して動作不良になったりすることがあります。

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