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July 06, 2009

安全基準から技術評価基準への流れ・・・

 技術の分野で、評価基準の策定が徐々に進んでおります。
 これは、国際社会の中で、色々と圧力がかかりつつある状況から進んでいる内容でもあるようです。稼働している製品が、人を殺してしまった場合、責任の所在と範囲の明確化が求められます。
 設計技術者は、従来は何の資格がなくても、設計技術者と呼ばれていました。では、彼らが設計した製品に欠陥があった場合、設計者の責任範囲はどのように規定されるのでしょうか?会社は、何を持って、彼らに設計者として責任能力ありと判断することになるのでしょうか?
 これが、今、世界を覆う安全の嵐であり、日本にも徐々に吹き込んできているのは事実です。ハードウェアであろうが、ソフトウェアであろうが、設計技術者が持つべきスキルの標準化が、様々な形で進められている原因のひとつでもあるようです。
 製品を設計した人は、どのような人がどのように設計していたのか?製品をメンテナンスは、どのように実施されていたのか?日常の運用管理は?こういった安全設計の概念から、縛りがかかりつつあるというのが、国際社会の流れともなっているようです。
 高コストと引き換えになってしまうため、浸透することには大きな壁があるのも事実ですが、ISOのGuide51(安全側面 JIS Z 8051:2004)が、ISO 12100(機械類の安全 JIS B 9700:2004)となって、稼働し始めているのも事実であります。

 ISOの規格は、必要であるかどうかが問題であり、維持コストを考えれば、とらないで済むならばとらない方が企業のメリットともなります。WTO/TBT協定に基づく、国際規格の流れは、企業にとって高コスト体質にすすむような方向で、規格化されてますが、企業側が耐えられないくらいに高コストな方向に進んでいるような雰囲気もあります。どっかで、破たんしかねない状況でもありますので、実質的な流れが確定していくのは、10年後くらいではないかと思います。
 つまり、実際の状況としては、緩やかな流れで推移していくだろうと思われますが、安全に対するリスクをどのように考えていくのかは、企業にとってきちんと明確化しなければならない課題となっているのは事実です。
 企業や組織によって、事情等も異なるとは思いますが、リスクそのものに対して、どのような説明責任をおこなっていくのかも、きちんと確立しておく必要があります。

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