« 誤差[error]=測定値[Measurment Value]-真の値[True Value] | Main | 光る石に着せる服 »

October 26, 2009

設計開発 その1

 UML:Unified Modeling Language
 オブジェクトモデリングのために開発され、標準化された言語。バージョンが2.0以降となっているが、ISO/IECのki19501:2005ではUML 1.4.2が標準化されている。個人的には、ブーチさんの雲の絵が好みだったりします。どうも、最近のUMLは、記法やらアプリケーションやらの使い方が主になっていて、本来のオブジェクト指向設計に基づいたソフトウェア開発設計から離れているような感じがあるからなのですが・・・気のせいかなぁ・・・
 さて、設計h開発の手法には、ウォーターフォール型開発が持つ、「要求」「仕様」「分析」「設計」「プログラミング」「検査」「運用」といった一連の流れがあります。この流れは、大規模開発をおこなう場合に有効な手段とされていますし、現在でも多くの開発で使われている手法です。ただ従来は、上流工程から下流工程への流れには、フィードバックが存在しないというモデルが原則として適応されていました、結果として、上流工程で致命的な欠陥が生じて気付かずに下流工程に入った場合、取り返しのつかない致命的な欠陥となっていました。
 しかしながら、開発当初のウォーターフォールモデルは、フィードバックを認めています。現在の大規模開発に適用された場合の運用では、フィードバックが適用されていると聞いています。
 このウォーターフォールの欠点を解消するため、「The Unified Software Development Process」の中で、反復型開発という形で構築されていったのが、UP:Unified Processの流れとなっています。この流れが、UMLを生み出し、現在のソフトウェア開発の主流となっているようです。

単に反復開発を行うというのは、問題があります。反復には、コストと時間がかかります。一個のプロジェクトを推進する場合、終了時期の変更は、そう簡単にはできません。また、コストについても同じで、いくらでも潤沢に開発資金が使えることもありません。
 つまり、開発工程では、コストにせよ時間にせよ、一定の制約を受ける中での実施ということになります。つまりは、開発工程そのものは、ある程度の反復型開発をしながら、ウォータフォールのように流れていくということになります。
 重要となるのは、工程が終了する時点で、できる限り致命的な欠陥が生じる可能性を低減することにあります。ただ、どんなにきちんと開発をおこなっても、問題が生じた場合に、きちんと反復することができることもまた重要なことです。

実際として・・・
 時には、製品が工場から生産され、出荷しながら製品の改良がおこなわれることも少なくありません。ロット単位で設計が異なったり、生産中の不良率が多く、製品の生産よりも遥かに多くの修理基板が積み上げられることもあったりします。
 設計ミスが発覚して、出荷に大幅な遅れが生じることもあります。これは、時には製品そのものに致命的なダメージが生じることがあります。製品の出荷時期が遅れによって、製品そのものが陳腐化ないしは、競合他社の製品が市場を席捲してしまうこともあります。
 大規模開発であろうと、小規模開発であっても、事情は変わらなかったりします。

« 誤差[error]=測定値[Measurment Value]-真の値[True Value] | Main | 光る石に着せる服 »

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 設計開発 その1:

« 誤差[error]=測定値[Measurment Value]-真の値[True Value] | Main | 光る石に着せる服 »

May 2021
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

Recent Trackbacks

Categories

  • つぶやき
  • コラム
  • スポーツ
  • トピック
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 書籍・雑誌
無料ブログはココログ