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March 08, 2010

ペーパーというかね・・・

 博士という方々が、すなるペーパーなるものを、わらわも描いてみんと思いて、不承ながら描いてたりしています。
 ペーパーは苦手だったりするので、紀要くらいしか描いてたりしませんが、DFDの流れから、オブジェクト指向に展開した、課題解決型グループ学習のお話をペーパーにしてみました。
「DFDを活用した課題解決型グループ学習方式~Problem solving type group study method to use DFD~」というテーマで、4枚ほど描いてみました。
 内容としては、機械系、電子系、情報系といった様々な科の学生が合同で、課題解決型の開発実習をおこなうのですが、課題解決型の課題をすすめる手法として、DFDを活用した講義をおこなった報告となっています。エデュケーションというよりは、インストラクションの実例報告のような感じかな?
 そろそろ、最後の校正が終わったので、紀要として公開されるかと思います。

 ペーパーに関連したメモ書き・・・
 教育の流れも、色々な方向がありますし、実務教育についても様々な課題を抱えた状態にあるのは事実であろうと思います。
 実践教育というか、”ものづくり”という言葉が、浸透しているために、Educationの範囲とInstructionの範囲が、重なりつつあるのが現状と考えられます。また、従来の”ものづくり”という言葉の範囲では、あまり触れられなかった、具現化の流れや手法についても、一定の明確化というか可視化がすすめられているというのがあります。
 これは、工学教育の分野でもJABEEが提唱する、Washington Accordの資料を読んでいると、この具現化の流れや手法の明確化が求められているようです。これは、Washington Accordに続く、Sydney AccordやDublin Accordといった内容にも反映されています。
 日本からの提案としては、職業訓練における実学融合のカリキュラム等を含めて、国際会議上で紹介と提案をおこなっている。海外の状況としては、こういった国際技術教育の流れをカナダが取り入れているようで、英文の資料を確認していると、カナダの資料が多いのは確かである。
 個人的には、イギリスが実施している、技術教育の義務教育段階での流れは、KS2(7歳から11歳)、KS3(11歳から14歳)KS4(14歳から16歳)となっている。これらの資料等を調べていても、Washington AccordやSydney Accordの流れにつながるように、カリキュラムそのものが設計されていることが推定できる。
 ここらへんは、日本の場合、昭和40年くらいまでは、技術・家庭となっていた教育訓練カリキュラムとして実施されていた内容であり、理科の実験等についても同様に設定されていたと考えられる。しかしながら、日本の場合、土曜日授業が半日になり、隔週で無くなり、土日休みという流れとなった中で、小中学校や高校から、こういった実技を伴う、実験・実習が失われていったたのは事実であろう。また、見直しの中で、こういった実験・実習が見直されている状況も一部には見られるが、そんなに大きな流れとはなっていないように思うのは、気のせいだよねきっと・・・
 受験科目優先だけ変更されず、徐々に学生数が減る状況となって、受験科目が減少して、ゆとり教育の弊害が叫ばれると、単に受験科目のみの授業が拡大するという状況が発生した。高校のカリキュラムで世界史が消えていた事実が、露見し問題となったのは、2000年代に入ってからである。そういえば、最終的にどのような解決をしたのか知らないなぁ・・・今の学生は世界史を履修しているのかな?それとも、世界史を履修しなくてもよくなったのかな?
 技能、技術、科学の3っつの流れは、ゆとりの名の下で、削減の対象となった。ゆとりの見直しの中で、今、復活させなければ、本当に失われてしまう流れなのだと思うんだけどねぇ・・・
 特定の地域で、個人が頑張っていることは良く聞くけれど、全体の流れでは埋没してしまって、個人の流れで終わってしまっているような気がしてならない。工学と工科では、実験や実習に対する、大学の設置基準が異なるとかあって、コスト削減のために、工学から工科への転換が私立大学では進んでいるみたいでもある。教育ビジネスという中で、高等教育を考えた場合に、仕方ない話かもしれないけれど、残念な話でもある。

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