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May 11, 2010

シーケンサって三菱電機のさんの登録商標なんだよね

 シーケンサという名称そのものは、三菱電機さんの登録商標だったりする。ただ、三菱さんは、名称の使用については、現時点ではあまり強く言われていないこともあって、PLC[Programable Logic Controller]の俗称として使われていることが多い。
 最近は、ちょこちょこ新しい自動化の流れも見え始めているようなので、紹介しておきます。
 シェアとしては、国際規格[IEC61131シリーズ]およびJIS規格[JIS B3500シリーズ]上でPLCと呼べる制御装置としては、三菱さんが国内ではシェアが高いのも事実である。現在の動向としては、IEC61499自動分散制御のオープンアーキテクチャーとの整合性をとる形で進んでいるようです。
<IEC61499>http://www.iec61499.de/
 内容的には、Function Blockを基準で考えているようなので、オブジェクト指向プログラミングにより近づく形態になると考えられます。
  今後の流れについては、国際規格がDFD基準で進んでいるようなので、個人的には安心しているところです。ただ、この方向性は、現状で国内で良く使用されているラダープログラムとの整合性が、さらに取りにくい形態になると考えられます。
 LD[Ladder Diagram]は、徐々にマイノリティとなりつつあるようですが、日本国内ではまだまだ元気なのも確かです。LDは、電気工事とか、リレーの配線とかを実務で対応される方からすると、LDは非常に理解しやすい言語です。ただ、C言語とかJAVAのようなソフトウェアを習った方には、理解し難いプログラム言語と思います。

 PLCの流れにしても、組込系の流れにしても、DFDを起点として、オブジェクト指向プログラミング言語に展開されていく方向としては、変わらないものと考えられます。ただ、PLCの場合、耐久試験とか定格試験を含めた、ハードウェアの基準を満たさない、安価なPLCモドキが、最近は市場を荒らしているようで、PLCモドキは別市場として形成されているようです。
 販売店の店頭では、偽物もPLCっぽく記載されているので、注意が必要です。特に、10年くらい安定して動作して欲しい制御システムの構築とかの場合は、本物のPLCを選択した方がよろしいかと思います。販売価格が、1万円以下のPLCには、ご注意ください。各種耐久試験等をクリアしていない製品とか、プログラム機能が一部省略されている機種とかがあります。ただし、簡易的に2、3年程度の稼働で考えるのであれば、安価なPLCモドキを使用しても、大きな問題にはならないかも知れません。
 このページで、前に紹介している、シーメンスさんのLOGOとか、オムロンさんのZENとかは、安価なPLCモドキの草創期に発売されています。きちんと明記されているPLCモドキは、プログラマブルリレーといった名称が使われています。この二機種は、使ってみた範囲での感覚からすると、ソフトウェア機能が省略されていますが、ハードウェアとしてはそれほど問題は無いのではないと思います。他社さんについては、手元に無いので、確認しておりません。m(__)m

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