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May 14, 2013

デジタルテスタとDMM(デジタルマルチメータ)の違いについて 1/2桁の捕捉

 過去記事に「デジタルテスタとデジタルマルチメータに違いがあるのか?」を描いた。
http://sugc.cocolog-nifty.com/labview/2010/06/dmm-973b.html
 構造的には、測定値をデジタル値に変換して表示する装置ということになるので、構造的には違いはありません。それだと同じなのかというと、そうではないと考えています。過去記事にも描いているが、構造や性能というのではなく、使う側の考え方としての違いなのだと思います。
 テスタは、[tester:試験装置]からきている言葉で、試験に合格するかしないかを判定するために必要な装置となります。通電しているかしていないかや、特定の値に収まっているかどうかを判定する判定器として使う場合の使い方となります。
 デジタルマルチメータは、[meter:計量器]としての機能を使うことからきている言葉で、何ボルトあるのかや何アンペアあるのか、表示と確度の関係について明確化されているものということになります。確度を含め、計量のために必要なトレーサビリティに関する規定があるのがデジタルマルチメータであり、規定がない場合はデジタルマルチメータという表記はできないことになります。
 つまり、[tester:判定器]として使用するのがテスタで、[meter:計量器]として使用するのがデジタルマルチメータということになります。

デジタルマルチメータは、測定の桁数に1/4桁や1/2桁という記述がつくことがあります。4-1/2桁表示というのは、4桁の表示はすべて表示されるが、1桁は正負の符号bitのみや、数値が0と1だけといったように表示に不完全な桁が生じる場合に使用されます。
<居酒屋ガレージ日記>
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/2235/
 雰囲気的には、Flag用に用意されているbitがあって、基本は4bitで用意されていて、正負の符号、数値"0"と"1"の場合、1/2桁という表示になります。どっちかだけとかだと1/4桁表示になります。それ以上の表記だと3/4桁ということになります。ただ、きちんと明確に規定されている資料は見つけれていませんねぇ。
 テクトロさんの機器に4/5桁という表記もあったので、桁の最後は、Flag用のbitで扱っているのではないかと思います。どっかに規定がないのかな?
<テクトロニクスさんのページ>
http://www.tek.com/document/whitepaper/understanding-handheld-dmm-specifications
 テクトロニクスさんの場合、カウント数でbitの割り振りがされていて、20000カウントだと4-1/2桁、40000カウントだと4-3/4桁で、50000カウントだと4-4/5桁という表記になっています。この表記は、Traditionalyという表現をしているので、慣例とか伝統的な表記として、完全な桁が何桁で、不完全なA/B桁という表記をしているようです。テクトロニクスさんの場合、正確な表記部分としては、カウント数のところになるようです。

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